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加藤 清
日本原子力学会誌, 22(6), p.386 - 391, 1980/00
被引用回数:0 パーセンタイル:0.29(Nuclear Science & Technology)JPDRにおける脱塩器の使用済イオン交換樹脂は、1963年以降使用済樹脂貯蔵タンクに貯蔵されてきた。このタンクの貯蔵余力が少なくなったため、この樹脂を取り出すことになった。使用済樹脂の取り出しは、ポンプを用いて水とともに循環させながら廃棄容器に充填する方法で行った。この作業で取り出した使用済樹脂は約10mであり、その放射能量は、Coでは1.02mCiおよびCsでは56mCiであった。13個の廃棄容器は同サイト内の低レベル保管廃棄施設に保管廃棄された。また、この長期貯蔵された使用済樹脂の劣化状態を調べるために、粒径分布,破壊強度,イオン交換容量および顕微鏡観察などの物性試験を行った。その結果、化学的には樹脂の変化は少ないが、物理的にはとくにアニオン樹脂について細片化の現象が顕著に認められた。